2012年12月15日

plan-B 定期上映会

沖縄は、どこに「復帰」したのか?
講演・太田武二
(命どう宝ネットワーク)

普天間基地の移転、オスプレイの配備強行、米軍将兵による強姦・暴行など、沖縄をめぐる問題が報道されない日はない。しかし これらの問題はなにもここ数年に限ったことではない。オスプレイ配備は危険な機体の配備ということだけではなく、軍事基地機能という危険性そのものの強化 にほかならない。性犯罪は米軍による沖縄の暴力支配のひとつのあらわれかただと言えるだろう。これが「天皇メッセージ」によって合州国に売り渡された沖縄 のずっと続いてきた現実であり、「復帰」40年後も変わることない支配実態である。加えて尖閣諸島の問題がある。のぼせあがったナショナリズムは、まるで 在日米軍基地の大半を押しつけてきた現状を正当化しているようだ。
「もう、たくさんだ!」──沖縄の発する声は、「本土」に住む私たちにどう届いているだろうか。沖縄諸島をめぐって長く思索・行動・発信し続けてこられた太田武二さんを招いてお話を聞く。1879年の武力併合(琉球処分)以来の歴史を踏まえて。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です