2012年10月27日

plan B定期上映会

講演●野宿者コミューン! 江東区竪川で起きていること
杭迫隆太(竪川を支える会)

江東区・竪川河川敷公園において、テントで暮らす野宿者たちと江東区との間で、排除をめぐる攻防が2006年以来6年も続いている。
江東区は「水辺と緑の町」を標榜し、「観光名所」としての再開発に乗り出し、長年この地に住む野宿者たちの追い出しに乗り出した。こうしたなかで、山谷と竪川の現場を結んで排除に抗する闘いが始まり、江東区との話し合いも数十回を数えたが、今年2月には行政代執行が強行され、支援者1人が逮捕・起訴された。さらに、テント集住エリアにフェンスが張られ、通行を禁止、中学生による襲撃(投石)という事態も起きている。スカイツリー開業に伴う東部圏の再開発と並行して、隅田川や荒川など、野宿者の拠点が危機にさらされている状況もある(山谷周辺の風景も変容)。
竪川は今、どうなっているのか、都市再編の中の野宿者コミューンの現状を報告し、野宿者運動の展望をともに考えたい。

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