コロンビア その1

越生の臨床検討合宿も終わり、一息ついたので、そろそろ、コロンビア記にとりかかることにしよう。

コロンビアはほんとに遠かった。
成田をでたのが21日の16時30分頃。12時間飛行機に乗ってヒューストンに着いたのが同じ日の14時頃。半日得してることになるのだけれどなんだか変な感じ。飛行機の中では、次々に食べ物がでてきて、これでもかこれでもかとせまってくる。じっと座っているだけなのに、こんなに食べてばかりって調子悪くなるよなあ。飛行機の乗組員はこういうものばかり(こってりチキンとチーズとオムレツとか、ビーフとインゲンとトマトとか、すごい甘いケーキとか、残すのができない私でもさすがに全部は食べられなかった)、食べてて具合悪くならないのかしら。前の座席に一人一つビデオモニターがあり、時々はそれを眺めながら、おしゃべりしたり、うとうとしているうちに到着。

ヒューストンは、ジョージ・ブッシュ空港といい、テキサスの広い平野の中にあるばかでかい空港だった。職員には黒人もラテン系もアジア系もいたが、米国英語をべらべらとしゃべられると、何を言ってるのかさっぱりわかんなくなる。うー、アメリカ人は苦手だ!と思ってしまった。もっとゆっくりしゃべってくれー。
アメリカの入国手続きがこれまた面倒。一人一人写真を撮って指紋まで押させる。いっぱい質問するし。アメリカに来るやつはみんな管理するぞってことね。仲間のひとりが窓口で長く捕まったもんで、乗り継ぎの時間がぎりぎりになり、あせったがなんとか間に合った。

参加したメンバーは女5人男1人。最初は互いに緊張していたけれど、旅の困難は人を団結させてくれるし、楽しいことも一緒に笑える人がいると倍楽しくて、いろいろなことを乗り越えるたびに互いに近づいていった。
本音で話を聞きあえる人たちがその中にいたのも、今回の旅全体を通して、とてもリラックスして楽しめて、たくさんの人と出会い、存分に自分の力を発揮できたと思えた大きな要因だったと思う。
一緒に行ったメンバーに感謝!

では、今日はこの辺で。つづく。